このところ、部品メーカーが自動運転ev（電気自動車）を公開する例が増えている。この10月下旬に、ドイツの大手部品メーカーであるコンチネンタルの日本法人であるコンチネンタル・オートモーティブは、開発中の自動運転evを国内で初めて公開した。 caseや燃費規制への対応で変革期を迎える自動車業界。基幹・周辺部品に関係なく対応が求められる。準備が遅れれば2030年のクルマ開発に間に合わない。自動車メーカーや市場から“選ばれる会社” になれるかどうか――。今、全ての自動車部品メーカーに問われている。 6463 ※ 東証1部 TPR 【自動車エンジン部品】シリンダーライナーに強み。 54,944 7244 ※ 東証1部 市光工業 【自動車ランプ大手】仏ヴァレオの子会社に。 デンソーが自動車部品のリコールで2020年3月期決算は大幅減益との報道を目にし、こう思った。「品質不具合はなくならない」「在宅勤務で、品質不具合は減るのか、増えるのか？」と。 2020.06.02 エンジン部品、バルブ、カーエアコン等を製造するホンダ系部品メーカー 小糸製作所 自動車用ランプの国内最大手メーカー 国産電機 モーター、発電機、電装品の製造メーカー 小島プレス工業 車体プレス部品の製造を手掛けるトヨタ系メーカー このところ、部品メーカーが自動運転ev（電気自動車）を公開する例が増えている。この10月下旬に、ドイツの大手部品メーカーであるコンチネンタルの日本法人であるコンチネンタル・オートモーティブは、開発中の自動運転evを国内で初めて公開した。 ギアやシートといった部品メーカーは、生き残りの施策として“自らのポジションを明確にする"といった取り組みが多い。世界中の多くの自動車メーカーから認められる技術や製品を確立することで、対等な位置付けを狙う。 自動車部品メーカーが勝ち残るためには、「フロントローディング」で取り扱う部品の企画・開発を進めなければならない——。「技術者塾」で「自動車部品メーカー反転攻勢への『脱下請け』戦略」の講座を持つ経営共創基盤ものづくり戦略カンパニーマネジャーの野口宏太氏はこう語る。 日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、it、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。